アドラー心理学を元に考え方を変えていけば片付け上手になれる

片付けたいのに片付けられないというのは、アドラー心理学的には有りえません。 アドラーが出した「人は未来への目的によって行動する」という意見は、片付けないのはその方が都合が良いからという事を表しているのです。 つまり部屋を綺麗にしたいという気持ちが定まっていないから、掃除をする事が出来ないという事です。 だから本当に望んでいるのなら部屋を綺麗にする目的をはっきりさせて、気持ちのコントロールをしましょう。 アドラーは、人は決断する事が出来る生き物だと言っています。 しかしただなんとなく片付けたいと思っていても、その気持ちは高まらないでしょう。 部屋を掃除したいのなら何故掃除がしたいのかについてしっかりと考え、結論を出して下さい。 それで物は捨てたくないけど部屋は広く見せたいと思うのなら、背が低くて大きな棚に物をしまえば良いでしょう。 高さが無ければ圧迫感が無くなる分部屋が広く見えますし、容量が有れば持ち物を手放さずに綺麗にする事が出来ます。 部屋を片付けるためには物を捨てなくてはいけないと無理に思う事は、心の中の目的論に反してしまいます。 そうすると中々行動に、移せなくなってしまうのです。 ですから自分の心に反さないように、理由の追求を行って下さい。