アドラー心理学を考えたアルフレッドアドラーは、大勢の利益を優先するようにと述べた

判断出来ない時は、大きな集団の利益を優先しましょう。 1人よりも3人、3人より100人が幸せになれる道を探して下さい。 これはアドラー心理学を説いたアルフレッド・アドラーが残した言葉に基づく物です。 精神科医だったアドラーは、人は皆社会の中の1部として生きているのだとしています。 そこため1人よりも大人数のために動いた方が、判断を間違う事はないと結論付けたのです。 つまり自己中心的な考えをするより、客観的に物事をジャッジした方がトラブルが無くなるという事です。 そしてこのアドラーの考えを、無意識かもしれませんが実施している事柄が有ります。 それが「多数決」という方法です。 皆さんも子ども時代のリクリエーション決めから社会に出てからの議題まで、至るところで多数決を取って来たと思います。 多数決というのは、より賛成人数が多かった方の意見を尊重するという物です。 すなわちアドラーが言う「大きな集団の利益」を、優先しているという事になるのです。 また至るところで耳にする「One For Oll Oll For One」も、アドラーの名言に近い考えだと言えるでしょう。